誰も教えてくれない投資の始め方

こんにちは、マネートレーナーの寺島です。

 

本日は、投資の始め方について。

と言っても、具体的に「これを買え」とか「今後の日経平均はこうなる」みたいな占いの話ではありません。

非常にシンプルでツマラナイ話。しかし、これを知っているだけで安全に投資を始められます。

 

Contents

月に降り立ったガガーリンのように「小さな一歩」を踏み出す

投資経験がない人が退職金(数千万)のような大金をいきなり投資することは絶対に止めましょう。何事も「小さな一歩」から踏み出すことがとても大事です。投資においては「小さな一歩」と言っても数十万円くらいでしょうか。それこそ半分になっても気にならない金額から始めましょう(まともな投資であれば全部無くなるなんてことはありえません。リーマンショックの様な歴史的暴落が来たところで最悪半分で済みますので安心しましょう)

 

「小さな一歩」から、投資の経験を積む

投資においてもまず大事なことは、経験を積むことです。バットを振ったこともない人がいきなり東京ドームでホームランを狙わないでしょう?

では、経験とは何の経験か?というと

1「値動き」や 2「投資している時の気持ち」や 3「実際に利益が出る感覚」や 4「投資金額の大きさ」という経験です。

 

1「値動きに慣れる」

その言葉の通り投資したモノの値段が変化することです。過剰に元本保証の呪縛にかかってしまっている私たち日本人にはまず、この「値動き」に慣れなければいけません。

世の中に存在するモノで価格が常に一定のモノなんて元々無いということを理解しなければいけないのです。

先日、メルカリというフリーマッケットアプリで「現金」が出品されていました。そこでは、「30000円の現金」が「35000円」で売られていたのです。しかも、それが売れていました・・・

これは何を意味するでしょうか?

それは、価値は変わらないと考えられていた「現金」でさえ必要性があれば価値は変化するということです。それを国際間で調整しているのが「為替」になります。ここで理解して欲しいことは、「価格は変化する」ということがこの世界の本当の姿であることです。

 

2「投資している時の気持ちに慣れる」

1「値動き」にも通じますが、投資をするという行為が初めての場合、値動きを見ると落ち着かない気持ちになると思います。「損をしないかな?」という不安な気持ちです。しかし、先ほども書いたように値動きがあるのが実際は正しい世界であり、「投資先の本質的な価値」が変わらなければ短期的な値動きは行ったり来たりするものです。落ち着いてその変化することに慣れましょう。その時の気持ちの変化にもそのうち慣れます。そして、冷静に判断できなくなった時に投資では損をしてしまう・・

「投資先の本質的な価値が変わらない」とは、分かりやすく例を出しますと「りんご」を想像してみて下さい。その「りんご」は腐ってしまわない限り同じ価値を持っていると言っていいと思います。腐ってしまうと値段も付かないかもしれませんね。しかし、腐っていないりんごはそこに存在している限り同じ価値を持っています。値段はもしかしたら、あっちのスーパーで100円で売っていて、こっちのスーパーでは150円と値動きしているかもしれませんが、腐ってしまわなければ本質的価値は変わりません。

 

3「実際に利益が出る感覚に慣れる」

日本人は「投資」と聞くと自動的に「損をする!!」と考える人がとても多いです。実際は、宝くじや競馬、パチンコ、競輪などの国が認めた公営ギャンブル(パチンコは皮肉です 笑)と比べても期待値という点で圧倒的に利益を上げやすいものなのですが、「株」や「投資」と聞くと自動的に「損する」と考えてしまう人が大半。

ですので、まずは小さな金額から実際に「利益が出る」という経験がどうしても必要になります。自分で実際に経験してみないと理屈がいくら正しくても腑に落ちないのが普通ですよね。5000円でも10000円でも投資で利益が出たという経験を積みましょう。

 

4「投資金額に慣れる」

人にはその人の所にとどまる金額の器があります。簡単に言いますと、それまで自分が動かしたことのない金額はしっかりと扱えないのです。よく、宝くじに当選した人が借金まみれになったという末路を聞きますが、あれはこれが原因。これまでの人生で見たこともない金額をいきなり人は冷静に扱えません。

投資においても、数十万円ならこれまで買い物をしたこともあるでしょう。意識の上でリアルに想像出来る金額です。しかし、退職金のような現金で数千万円という金額は普通、住宅の購入以外で扱ったことはないと思います。意識の上でリアルではない数千万円をいきなり投資した場合、冷静ではいられず簡単に損をしてしまう可能性が高いでしょう。これを回避するために小さな一歩を踏み出し、徐々に投資金額を増やすという経験が必要です。いきなり大儲けしようとしないようにしましょう。


以上、「投資の始め方」でした。

多分、投資セミナー参加やどこの金融機関に相談してもこんなことを言われたことはないと思います。通常は、まず幾つか質問をされて、その結果「あなたのリスク許容度はこれくらいなので、これを買いましょう」と言われて終わりです。

海に来て、いきなり「あなたはこのレベルなので浅瀬で泳ぎましょう」とか、「あなたは結構リスク取れるのでもう少し深いとこでいいんじゃないでしょうか?」みたいなことだけ言われて、肝心の泳ぎ方は全く教えてくれません。

それでは、参考になれば幸いです。

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