投資家の定義

こんにちは、寺島です。

明けましておめでとうございます。(遅い)

 

柄にもなく、新年の挨拶から初めてしまいましたが、今年は皆様にとって良い年になると良いですね。

ということで、新年一発目。今年は諸々の発信を頑張ろうと思っています。(お客さんからももっと色々書いてよと言われていますし)

 

一応、言いたいことや書きたいことは一杯あるのですが、諸々忙しく如何せん時間がなかったわけです。いや、時間は今もあまりないんですけど「それは甘えや!」と謎の大阪弁で神様からのお叱りが降ってきそうですので今年は頑張ろうと思った次第。

さて、最近、昔の友人から「ねえねえ、投資って何からやれば良いの?」というシンプルな質問をされることが多くなってきました。

 

ふむ。

昨今、FIREブームやインデックス投資も世間に浸透してきたからか私の友人にまで投資ムーブメントが到達したのかもしれない。

去年のコロナ暴落時に、ネット証券会社の新規口座開設が大きく増加したというニュースもありましたし、世は大投資時代!という雰囲気。

私の友人達も

「ああ、そういえば寺島って昔から投資とか怪しいことやってたな。最近貯蓄だけしていてもお金増えないし、給料も増えない・・・よし、一丁聞いてみるか」

 

うん、気持ちはわかる。

「投資に興味あるけど、損したり騙されたくないからなんか知ってそうな人に基本的なことを聞いておこう」

ということですね。

 

しかしながらこの質問、本気で誠実に答えようとするとメチャクチャ難易度が高い質問なのです。

 

投資に絶対の「答え」などない

 

実際、私はこういう質問をされた時非常に困ります。

なぜなら、職業柄もありますが、私の倫理観としても安易なことは言えません。

 

その辺の投資系なんちゃら達のように(或いはその辺のFPのように)、「適当にインデックスでも買っておけば良いよ」とか「積立で買えば良いよ」とは口が裂けても言えないわけです。

だって、当たり前ですが投資に絶対はないのです。(例えインデックスであっても!)

 

私の友人が上記のような私の返答を鵜呑みにして、積立でアメリカ株なり日本株なりのインデックスを買ったとします。

そして仮に、3年後投資した資金が目減りしていたら友人はどう思うでしょうか?

「専門家と思って相談した寺島の言う通りにしたらお金が減った・・・あいつ適当なこと言いやがって!」

と思うかもしれない。

更に、私がもっと懸念することはその時に恐らく私の友人は2度と投資をやらなくなることです。

世間のステレオタイプな「投資のイメージ」の通り、投資はギャンブルだとか、投資はやはり難しいとか、投資の世界は怖い、という印象のまま彼らがフェードアウトしていくことは想像に難くありません。

 

また、逆にインデックス投資を始めてみて3年後、大きく利益が出ていた場合も問題です。

恐らく、私の友人は「投資なんて簡単なんだな。もっと前からやっていれば良かった。このまま増えれば20年後は1億いける!よし、もっと投資にお金を回そう!」と思うことでしょう。(ここ数年でインデックス投資をしている人は大体こんな体感だと思います)

この場合、投資について安易な考えのままただただ張るお金が増えていきます(つまりリスクを大きく取ってくことになる)。投資の怖さを知らないまま運用金額だけが大きくなっていく。これはこれで恐ろしいことになりかねない・・・

 

シンプルな「なあ寺島、投資って何から始めたら良いの?」という質問をされた瞬間、私の頭の中ではこのような色々なストーリーが浮かんできて言葉に詰まってしまうのです。

もちろん、友人は何気なく気軽に聞いた質問であることは理解していますよ。

そんな重い話をしたいわけではない。

オススメの投資系「ゆーちゅーばー」や投資本、その他初心者向けの投資コンテンツで何かない?みたいな。

世間話の延長でちょっと投資について知ってそうな私に初心者が一歩目に何をすれば良いか?を聞いただけ。

 

でも、その一歩目が肝心なのです。

多分、ガチで個別株投資やその他の投資対象へ長年情報収集、分析、判断し自己責任において投資を行っている人の多くはこの考えに賛同してくれることでしょう。

本物の投資家ほど、素人、初心者に対して安易に投資なんて勧めません。

逆に、投資を最近始めた初心者ほど周辺の人間へ安易に投資を勧めます。

 

正直、私自身はあまり知らないんですけど、いわゆる世の「投資系なんちゃら」達が動画やテキストで発信していることはめちゃくちゃ浅くて適当な話が大半である、という印象を私は持っています。だからその辺にオススメなんてありません。(私が知らないだけかもしれませんが)

彼らの言っていることを鵜呑みにして変な投資の始め方をしたり勘違いしたイメージでこれまで全くリスクについて考えたことがない人が投資なんてやるべきではないと強く思います。

 

私は、彼ら投資系なんちゃらが言うように「これからの時代、国民全員が投資すべし!!」なんて1ミリも思いません。

”投資家”でない者が投資になんか手を出すべきじゃない。

だから、「投資って何から始めたら良いの?」というヘリウムをまとった気軽な質問への私の返答は、「あなたは”投資家”になる覚悟があるか?」という世界を救う勇者への問いかけのようなheavyなモノになります。

 

”投資家”とは何か

 

投資をするのなら”投資家”であるべし。

当たり前のことですね。笑

ここでは、別に”投資家”についての世間的な定義などはどうでもよろしい。

ただ、「投資をやっている人は皆投資家でしょ!」ということではないと私は言いたいわけです。

 

私が観測する範囲の1、2年以内に投資を始めた人達の大半は私の定義では”投資家”ではありません。

彼らは、将来的に前述したような問題に直面することでしょう。

その時、大きな傷や事故にならないように祈ります。

彼らのうちの一部は、失敗し、損をして、その過程のどこかで気づきを経て本物の”投資家”となるはず。(全員ではない)

ということで、私が定義する”投資家”とは

自分のやっていることをきちんと理解し腑に落としている人と定義しています

 

自分のやっていることを真の意味で理解しているか?

 

これまた当たり前ですが、投資家は”自分のやっていること”を理解していなればいけません。理解もせずに闇雲に投資をすることはギャンブルと変わりません。

でも、私が見る限り多くの投資初心者は自分のやっていることを理解していない。

自分の行っている投資の真の意味を理解していません。

また、何のために自分は投資をしているか?という自己の目的もしっかり理解していません。

 

良いでしょうか?

投資を行う上で、後から「こんなはずじゃなかった」となってはいけないんです。

全部想定の上やるべし

この覚悟と自覚が投資家には必須と言えます。(「投資は自己責任」はある意味当然の話です。改めて問われるまでもない)

 

投資やギャンブルの世界でよく聞きますよね?

「こんなはずじゃなかった」って。

この言葉を発している時点でその人は私の定義でいう”投資家”ではないと言えます。

「インデックス投資なんて、理屈は簡単だし俺は自分のやっていることを理解している!」

と豪語する人がいるかもしれません。

しかし、その人と私が話をして

「じゃあ、そもそもインデックスって何ですか?」「株式が右肩上がりになる理由は?」「どういう投資期間を想定して金融資産のどれくらいの割合を投資してますか?」「株価がつく理屈って知ってますか?」「株価ってなんで上がるんでしょうか?下がるんでしょうか?」 「ポートフォリオってどうやって作成するものでしょう?」等々

色々深掘っていくと、ほとんど答えられないパターンが多々あります。

 

確かに「インデックス投資」の理屈はシンプルです。

しかし、その裏にある意味合いや、もっと本質的な部分の”投資”や”自分自身”への理解が全然ないということは多々あって、一見シンプルに見える「積立インデックス投資」も本来はそこまでの深い理解と覚悟の上実行していくべきだと私は考えています。

確かに、手法は簡単、理屈も簡単、更に結果も出やすい「積立インデックス投資」なのですが、私はそれでも”投資”をするなら”投資家”であるべきだと考えます。

少なくとも、定期預金感覚で思考停止のままやるものではありません。

ですから、何も知らない一般人に安易にインデックス積立投資でも他人へ勧めることには反対なのです。

 

資産形成の為か?お小遣い稼ぎの為か?

 

多くの人は「自己の投資の目的を理解していない」と先ほど私は言いましたが、「そんなことは分かっている!」と反論する人もいることでしょう。

しかし、それは本当でしょうか?

そもそもあなたは何の為に投資をしたいのでしょうか?

具体的な金額は?

その実現時期は?

今の金融資産からどれくらいの年率リターンがあればそれは達成される?

それに伴うリスクは?

更には

あなたの現在の経済状況は?

今後のライフプラン、ファイナンシャルプランは?

性格は?(慎重なのか?リスク選好なのか?等々)

運用の裁量は全部あなたにあるのか?

 

これらのことが分からないとそもそも個別具体的で適切な投資アドバイスなど不可能です。

(もちろん、分かっていますよ!そんな重い質問をしてないことは!!!!しかし、前述の通り安易に何も知らない人が投資なんかへ手を出すべきじゃない。ちょっとお小遣いを稼げたらなぁ程度の考えであれば、元々投資などやらない方が良いのです。)

そもそも論ですが、「投資」は資産形成の為にやるものです。

だから目指す投資結果は、生涯で数千万円レベルの話になります。

目先のトレードで数万円お小遣いを稼ぐ為にやるのとは全く別のロジックの話。

 

また、個人的にはナチュラルに「投資」適正がある人はかなり少ないと思っています。

最終的に数千万円を超える資産を運用する覚悟があるか?(ないならパチンコとかと同じ意識で投資をやろうという話なので、数万円、数十万円という程度の人生に大して影響ない範囲で趣味として楽しめば良いでしょう。その程度、勝とうが負けようが貴方の人生は変わりません)

ちなみに、運用金額が5000万円とかを超えてくると日々の値動きで軽くサラリーマンの給料くらいは動きます。月単位であれば年収を超える値動きも余裕であるわけです。

そんな時、「ユーチューブや雑誌で勧めていたので投資をやってみた」程度の意識で投資をやっている人が値動きに耐えられるとは思えません。

だから私は、投資を始める最初の一歩目からしっかりと覚悟と意識を持って投資を始めて欲しいと思います。

 

まとめ

 

はい、それではまとめます。

 

投資をしたいなら、投資家になりましょう。

投資家とは、自分のやっていることを深く理解してメリットもデメリットも事前に把握の上、自分の取れるリスクの範囲で資金を投資対象へ投じる人のことです。

そして、投資は長期で資産形成の為にやるべきモノです。

つまり、最終的に数千万円レベルの運用を行うことを初めから意識すべきと言えます。

 

ここまで書いてきたことからも分かるように、「投資家」は、好奇心旺盛で勉強家であり忍耐強さも備えていることは必須条件と言えるでしょう。

楽して、放置で、難しいことは考えたくない人は、投資に向いていません。

また、投資の世界では普通の人間心理とは逆の行動をする必要が時に求められます。

これは一般的にはとても苦しい状態です。

通常、普通の人間が心理的に楽である行動、判断とは真逆のことをするには何か強固な論理や信念が必要になります。(その論理や信念を持つために自分のやっていることを理解し広く学ぶ必要がある)

 

投資家とは、上記の自覚や覚悟を持っている人です。

是非、これを読んでいる人はまず「数千万円のお金を投資しているイメージ」を持って下さい。そうすれば自然としっかり投資に向き合わなきゃ!と思うはず。

決して適当にゆーちゅーばーが勧めていたとかで数千万円のお金を投じようとは思わないはず。

 

きちんと「投資について学ぼう」という意識があなたが投資家になる第一歩です。

そんな意識を持っている人が私のところに「投資は何から始めれば良いですか?」と聞いて来るなら全力を持って質問にお答え出来ることでしょう

 

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