【まとめ】新型コロナウイルスが引き起こした世界経済への影響について

こんにちは、マネートレーナーの寺島です。

 

ここ2、3日は天気がよく今日もこんなに暖かく穏やかな天気で、まさに「春」という雰囲気なのに世間は大混乱ですね。

東日本大震災の時も、震災直後の津波の爪痕の残る瓦礫に雪が降り積もる光景はその惨状をより強く僕達にインパクトを残しましたが、その数ヶ月後の廃墟をバックに桜が咲き乱れ、晴れ渡った平和な光景も、これまたそのギャップに私達は打ちのめされたものです。

平和な日常の光景なのに、そこには人がいない・・・という異様さ

私たちはこのような大きな出来事があるたびに、日々の有り難さを思い出します。

毎日の何でもないことに常に感謝しつつ、悔いのない人生を送りたいものですね。

 

今、世界で起こっていること

さて、現在私たちの心情と同様に、新型コロナの影響を受けて株式市場は大きな動揺を続けております。

年初からダウ、日経平均ともに一時20%を超える下落を記録し、値動きも昔の一人暮らしの時のブレーカーかってくらい毎日落ちる始末。(CB :サーキットブレーカー発生→値動きが激しすぎて取引停止になること)

ダウも毎日1000ドル単位で上下を繰り返すなど歴史的なボラティリティを示し、VIX(恐怖指数)はリーマンショック時に肉薄するほど上がり、現在も高止まりを続けています。この3月の一連のマーケットの動きは市場機能への信頼性が損なわれる事態と言っても過言ではない動揺でした。

その後、リーマンショックから学び今回の事態を重くみたFRB(トランプに脅されたパウエルさん)は矢継ぎ早に手を打ってきます。その規模数百兆円!実は、FRBが警戒しているのは、今回のコロナショックのみではありません。

 

参考記事 主要中銀「禁じ手」踏み込む FRBが低格付け債購入

もうなりふり構わずという姿勢ですね。

 

コロナショックの裏では、サウジとロシアのチキンレースが勃発し原油安が加速していたり、コロナショックからの関連でこれから企業がバタバタ倒れることによる信用不安も世界中で囁かれてきており、コロナショックをきっかけとして色々隠れていたリスクが噴出する可能性を見せ始めています。

 

コロナの影響と実態

新型コロナウイルス自体は、今分かっている範囲でですが正直世の中で言われているほど大したウイルスではありません。

少なくともここまで世界経済にダメージを与えるほどの存在とは言えないですし、人類滅亡とかさせるウイルスでは決してない。

データを見れば毎年肺炎で死んでいる人は、この日本だけで12万人程度います。僕たちの知らないところで毎年これほどの人が肺炎で死んでいるのです。

これはニュースになったでしょうか?インフルエンザでも毎年日本では1000人〜3000人程度亡くなっています。皆保険があり、全国民が高度な医療サービスを気軽に受けられる日本でこれです。

アメリカは日本のように皆保険制度ではなく普通の人の医療アクセスは悪いのですが、ご存知の通り世界一の先進国です。しかし、そのアメリカで毎年数万人単位がインフルエンザで亡くなっている(2018年はなんと6万人以上の死者が出た)という事実をまずは知っておいて欲しいと思います。

 

新型コロナによる超過死者数という概念

 

今年、新型コロナによる死者も含む肺炎死者数を出せば、恐らく例年と変わらないでしょう。つまり、今回の新型コロナにかからなくても大部分の肺炎による死者は別の理由から肺炎で死んでいたということになります。(それこそ主な原因は普通の風邪やインフルエンザ等)これは、世界で統計を取っても同様でしょう。アメリカでも毎年数万人亡くなる人のうち相当数が今回の新型コロナの死者としてカウントされていると思われます。

ただし、上記の事実から論理的に考えて今回の新型コロナウイルスについて「一般的な風邪とみなし皆普通に生活しようよ」というのはちょっと違うかもしれません。

この点、僕自身も新型コロナウイルスが経済に与える影響は甘くみていました。

やはり、人間「未知のものへの恐怖心」を持っています。新型コロナに対して治療法は現在のところありません。その人の免疫頼み。(だから人間の免疫システムは今回の新型コロナとも戦えていると言える)

ちなみに、これは普通の風邪も一緒です。風邪の特効薬はありません。免疫頼み。更に言えば、コロナウイルス自体は別のタイプが既に風邪として世の中に蔓延しています。

しかし、このよく分からないモノという存在への人間の潜在的な恐怖心はとても大きいのでしょう。特に、今のように毎日ネットやテレビのニュースを見ればどこもかしこも「新型コロナ関連」ばかりでどこかで一人でも感染者が出れば大々的に報道され恐怖を煽られる状況においては当然無視できないのは仕方ないと言えます。

 

「悪魔の証明」にも似た「新型コロナではない証明」の困難さ

 

そして、今回の新型コロナウイルスのもっとも厄介な性質は、”普通の風邪に極めて似ている”という所です。新型コロナにかかっても大半は無症状もしくは軽症であり、その症状は咳、発熱というもの。これは一般的な風邪と区別がつきません。まず、自分が果たして風邪なのか新型コロナなのか?が分かりづらい。そして、自分の中では風邪だと証明されていても、周囲の人への証明が困難という状況にあります。咳一つすれば容疑者扱い。この意味で、今世界中の政治家、権力者は「絶対に人前で咳をしてはいけない会見」を行っています。彼らは必死に咳を堪えていることでしょう。

これらを踏まえると、人と会う際も相手が高リスクの高齢者と日常的に接する可能性があれば自粛すべきという判断になります。普通の風邪だと証明できないのであれば会うのはやめておこうということです。

これは厳しい・・・

これが意味することはつまりこの新型コロナ騒ぎが落ち着くまで風邪をひくなということを意味します。この結果、日本人は特に自主的に自粛する人が大半を占めることでしょう。そして、株式市場もそのように捉えたということです。新型コロナウイルス自体の危険性よりも人々の恐怖心によって経済がストップする可能性が大きく折り込まれました。そして、これは未だトンネルの先が見えません。

 

過去の〜ショックとの違い

今回のコロナショックは、資本主義の歴史上もしかしたら初の「需要から死ぬ」という危機です。強制的に人、モノの動きが世界中で急激に止められ、世の中から需要が引いてしまいました。対面でモノが売れない、売りにもいけない、売れないから作る人も作れない。物流は辛うじて維持されていますが、これも止まればネットでも購買が止まります。売上が上がらないから、賃料も払えない、人件費も払えない、全てのキャッシュフローが止まるというのが今起き始めていることです。

分かりやすいのは飲食系ですね。

人々が食べに行かないので売上が消えて、固定費が払えなくなり、仕入れから何から関連するもの全てのお金の流れが止まってしまっている。だから、政府が真っ先にするべきことはこのお金の流れをなんとか流すことになります。

しかし、ここで過去の〜ショックとは違う「需要から死ぬ」ことの怖さが明確になります。

過去の〜ショックは基本的に金融の問題だったり、供給側の問題であったので、無理やりお金を流せば何とかなりました。

しかし、今回のコロナショックは上流でいくらお金を流しても下流の需要が復活しない限りお金は行き渡りません。逆に上流でお金を流しまくった結果、お金は行き場を失い今後過剰なインフレになる可能性が出てきました。(これについては、次回書きます

いずれにせよ、問題の解決にはコロナ問題が落ち着くことしかないのです。

 

新型コロナ問題が落ち着くとは?

今回の新型コロナ問題については、私見ですが結局長々付き合うことになるはずです。

それこそ、最終的にはありふれた風邪の一種として共生していくことになると思われます。

1年から2年程度で上手くいけば治療法は確立するかもしれないですし、ウイルスが変異し、その際は基本的に弱毒化していくのでその他のコロナウイルスと同等の毒性の風邪になっていくことが考えられます。

つまり、今回の新型コロナ問題が落ち着くという意味は、「ウイルスを封じ込める」という意味ではありません。

それは、初めから世界各国狙っていない。この点勘違いしている人が多いと思いますが、完全な封じ込めは今回のコロナに関しては元々不可能であると思われます。

では、僕が言う「コロナ問題が落ち着く」ということが意味するのは、「人々がコロナウイルスを受け入れ、そして忘れる」ということを意味しています。

既存のインフルエンザや風邪のような存在になっていくということですね。前述の通り、現状でインフルエンザで毎年日本で数千人死んでいるのです。これはいちいちニュースになっていません。これと同じような扱いになっていくことが最終的な着地点でしょう。

ワクチン開発や治療法の確立というのは、「人々がコロナウイルスを受け入れる」という点に効いてきます。心理的に落ち着くことが大きな効果です。これはつまり、未知のものではなくなるということですね。

ちなみに、既存のインフルエンザワクチンも毎年インフルエンザウイルスは変異しており、ワクチンの効果は毎年違います。全然効かない年もあるのが現実です。こちらも100%安全、100%封じ込めは不可能なのです。

「人々がコロナウイルスを受け入れる」というのはこういうことです。

 


 

以上

新型コロナウイルス関連のまとめでした。

日本経済は、これから結構大変なことが起こると予想されます。

このまま経済がストップしたままなら、中小企業を中心に・・・下手したらそれなりに大きな企業も資金繰りに窮し危機に陥るでしょう。

しかしながら、現状では新型コロナとの戦いは長丁場が予想されます。この記事で書いてきたように、人々の心理が落ち着くことが経済の復活の要であり、ウイルスの根絶などを期待するのは見当違いです。ネット上では不安を煽るデマも多くなっていますし、トンデモや陰謀論も蔓延しているので、それをきちんと見分けられる節度とリテラシーが必須です。

そのためには正しい知識と幅広い情報収集、そして、何よりも自分自身の頭で考えて冷静な判断を日々の生活でもしていくことを意識して下さい。

当然、投資においてはこの能力は基本となります。

 

皆様、大変な時期ですがお互い頑張って参りましょう。

それでは、また

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