こんにちは、マネートレーナーの寺島です。
今回は、お金持ちについて。
シンプルなテーマですね。
「あなたはお金持ちになりたいですか?」
こう聞かれれば多分大半の人はお金持ちになりたいと答えるでしょう。
では、お金持ちってどんな人のことでしょうか?
- 自由になんでも買える人!
- 働かなくても良い人!
- 1億円持っている人!
こんな感じのイメージを持っている人が多そうですね(笑)
じゃあ、お金持ちはどうやってその地位に辿り着いたのでしょうか?
貯蓄のみでお金持ちにはなれない
単純にお金持ちと言っても色々なパターンがあります。
- 生まれつきお金持ち
- ビジネスで成功した
- 投資で成功した
- ギャンブルで当てた
- 地主
- etc・・・
他にもたくさんのパターンがあるでしょう。
しかし、一点確実に言えることがあります。
それは、「貯蓄だけでお金持ちになった人はいない」ということです。
お金持ちパターンを簡単にまとめると
資産持ち(B/S強者)と収益持ち(P/L強者)の二つに分けられます。
要は、資産を大量に持っていてその資産が生み出すキャッシュフローが使いきれないタイプか、稼ぐ能力が高くてその人的資本が生み出すキャッシュフローが大きいタイプ。
もっとシンプルに言えば、生まれつきの地主か?それともエリートサラリーマンか?みたいな感じです。(笑)
しかしながら、本当のお金持ちになるには後者の自力で大金を稼ぐタイプも結局キャッシュフローを生み出す資産を買うことになります。
B/S強者の資産持ちが、いわゆる本物のお金持ちということ。
貯蓄派のような「資産=現金オンリー」では資産がお金を産みません。
貯蓄をいくら積み上げても資産持ちとは言えない。
そして、少なくとも貯蓄のみでお金持ちを目指すには高収入を稼ぐ能力が必須です。
あなたは年収2000万円、3000万円稼ぐ能力があるでしょうか?
今、お金がなくて貯蓄を頑張って将来裕福になりたいと考えている人は、一度立ち止まって考えてみましょう。
「自分は並み外れた高収入だろうか?」と
「人並み外れた貯蓄能力を持っていて、キャッシュを生み出す資産を買うことなくお金持ちの領域までたどり着けるだろうか?」と
お金持ち=資産持ち
結局のところ、繰り返しますがお金持ちは資産持ちと言えます。
それもキャッシュフローを産むことが出来る優良な資産持ちであることが重要。
自分の稼ぐ能力を頼りに、貯蓄に励むことはお金持ちへの第一歩に過ぎません。
そして、その第一歩が階段を登っているのか同じ階をただ歩いているだけなのか?で将来が変わってきます。
そうです、キャッシュフローを産む資産を買っている人が階段を登っている人です。
貯蓄をするくらいなら優良資産を買いましょう。
今の世界で優良資産と言えばプラスサムの投資となる株式や不動産のことを指します。
若い人は特に、全資産が数十万円のうちから少額で投資をすることをお勧めします。
「堅実に貯蓄」のみでは、今の時代は全く足りません。
また、あなたが将来お金持ちになりたいのなら貯蓄のみでお金持ちになった人はいないということを肝に銘じましょう。
貯蓄が例え2000万円あったとしても、あなたが稼げなくなればその2000万円は大体10年程度で無くなります。
働けなくなった時に一生困らないお金を貯蓄で貯めるのはあなたがよっぽど高収入でそれを継続できるようなスーパーマンでなければいけません。
「お金持ち=お金のために働かなくても良い人」とするのなら、キャッシュフローを産む資産を保有することは必須。
早めに投資を始めて経験値を積み、優良資産を自分のポートフォリオに加えましょう。
以上、本物のお金持ちについてでした。
今回の記事のポイントは
- 高収入のエリートサラリーマンでも資産持ちにならなければいつまでたっても真のお金持ちにはなれない
- エリートサラリーマンでもない人は、より貯蓄のみでお金持ちを目指すことは無謀
という身も蓋もない事実を認識することです。
貯蓄ばかり頑張っている普通のサラリーマンは将来きついでしょう。
その貯蓄も、家を買ったり、教育費に消えたり、旅行などの余暇消費に消えたり、車を買って消えたり、ひたすら将来の消費のために貯めて、使ってしまったらまた一から貯蓄に励むという賽の河原のような苦行を思い起こさせます。
貯蓄して消費して貯蓄して消費して・・・・
ずっと、お金のために働き続ける人生で良いのでしょうか?
個人的にはそんな人生は嫌だと思っていますし、多くの人が人生の早い段階でお金をコントロールする能力を獲得しお金の呪縛から抜け出て自分らしい人生を生きれるようになればもっと世の中が楽しくなるだろうなぁと考えています。
それでは、また