FP資格を取ったらお金の知識レベルは上がるのか?

こんにちは、マネートレーナーの寺島です。

さて、突然ですが、あなたはお金の勉強と言えば何を思い浮かべるでしょう?

最近は、よく分からないお金の塾や投資セミナー等々もネット上で見かけますが、恐らく今一番最初に皆さんの頭の中に浮かぶのはFP(ファイナンシャルプランナー)資格ではないでしょうか?

ユーキャンとかテレビCMもやっていたり、保険屋さんのCMでもFPとかよく言っていますし、キャッチフレーズのように「FPはお金の専門家」みたいなことも言われていますので、今お金の勉強をしようと思う人はFP資格について調べる人は多いと思います。

と言うことで、この記事ではFP(ファイナンシャルプランナー」の勉強をしたり、資格取得を目指した結果どうなるの?ということについて書いていこうと思います。

 

FP資格で学ぶことはただの常識

 

はい、結論から言いましょうか。

FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取得をしても、それだけでお金の専門家になんかなれません。

そもそもFP資格取得過程で学ぶ内容自体がそこを目指していないです。

僕は、一応FP資格の一番上の資格まで取っていますが、特にFP資格取得過程で何かお金について学んだ記憶がありません。確か、元々知っているお金の知識と、いわゆる一般常識、法律や各種制度の話を確認しただけです。

 

僕に関して言えば、元々この仕事を始める際にFP資格の存在自体を知りませんでした。

仕事を始めようと考えた当初、僕がこの仕事を通してやりたいことは「大半の人が人生を通して学ぶ機会のない投資の知識や個人ファイナンスの考え方を多くの人に知ってもらいたいなぁ」というものであり、別にFPという仕事をしたいなんて思っていなかったのです。

しかしその後、僕の仕事の中身を人に説明する際に分かりやすい表現や肩書きが合った方がいいと思い調べたところどうやらFP(ファイナンシャルプランナー)という資格が自分のやりたいことに近い職業だと知りました。そして、どうせ資格を取るのなら一番上まで取っておこうと考えFPの勉強をして無事資格を取得したという流れです。

意外かも知れませんが、僕はこの仕事を始めた当初FP資格を持っていませんでした。そして、一番上の資格を取ったのは仕事開始後一年半くらい経ってからです(笑)

 

つまり何が言いたいか?というとですね、僕がこの仕事をするに当たってFPの知識は特に必要なかったということです。会計的知識なんてFPでは学びませんし、投資のリアルなやり方や実践方法なんてものも学びません。

FPのフレームワークは、僕が元々知っていたフレームワークでしたし、お金の知識という点でいえばFP資格獲得を経た結果全くと言っていいほど僕の知識レベルは上がっていません。一点、FP資格を取得する過程で勉強になったことは、年金や税金など最新の国の制度の話です。(国民にとって関わりが深く、重要な話ですが、制度がとてもややこしいので普通に生きていて詳細を知る機会は少ないでしょう。)

ということで、FP資格取得の過程で主に得られることは何か?というと、「年金や税金、その他社会制度に詳しくなれる」という程度だと言って差し支えないでしょう。FP資格にそれ以上の期待は禁物。

間違っても、「投資ができるようになる!」とか「お金のプロとして相談を受けられるようになる!」「間違いのない保険を選べるようになる!」とは思わないように。FP資格はそこを目指していません。FP資格が目指しているのは、最低限の一般常識と家計管理知識を身につけることと、国民が知っておくべき制度に詳しくなることです。

 

常識すら知らないのはまずい

とはいえですね、

  • 年金制度
  • 社会保障制度
  • 税金制度
  • 積立NISAなどのお得制度(これも税金の枠ですね)
  • 最低限の投資理論(金利とか手数料とかリスク分散とか。しかしながら最低限なので具体的な投資実践の話は出てきません。)

 

というような一般常識は、あなたがこの国と資本主義の世界で生きていくなら最低限知っておくべきだとは思います。

「お金のプロ!」とか「投資家!」とか背伸びをせずに「最低限の一般常識を学ぶ!という意味でFP資格取得や学ぶなら意味があるでしょう。

確かに、知っているかどうか?で大きく得をすることや、損失を減らせることは多々あります。この国の制度は基本的に申請制になっているので、自分からアクションを起こさなければその恩恵を受けることができません。

是非、自分の人生で少しでも得をしたりお金の罠を避けたい人はFP資格を目指してみて下さい。

 

お金の知識の本丸は?

先ほど、僕はFP資格を取る過程で何もお金の知識の面で得るものがなかったと言いましたが、これは少し言い過ぎかも知れません。

僕は学生時代から15年近く個別株の投資をしており、その過程で基本的な経済学や会計知識、ビジネスの理屈を学んでいたのです。この投資の経験からFP資格で勉強する大体のことは学んでいました。

だから、「全く投資なんてしたことがない!」「経済学や会計のことなんて知らない!」という人にとってはFP資格の勉強を通して多少お金の知識を得ることはできるかも知れません。

しかし、もしあなたが本気でお金の勉強をしたいと考えるなら、FP資格なんかよりも個別株投資を少額(1万円程度とか)で始めてみることと、会計と経済学について学ぶことをお勧めします。

そして、個別株投資で上手く利益を得る方法を本気で考えて実践し、何でも幅広く学ぼうとすることです。お金の知識レベルを上げるならこれが間違いなく一番効果があります。

FP資格の勉強でこれらは学べません。語弊を恐れずにいえば、FP資格で学ぶお金の知識はその大半を制度を知ることに費やされていて、実践的ではないのです。

事実、FPの最上位資格であるCFPやFP一級を持っている人でも投資をきちんと自分なりにやっている人はほぼいません。やっていても教科書の受け売りでインデックス投資をちょっとやっている程度。そして、以前記事にもしましたが、財務諸表も読めず投資の経験を持たないFPは真のお金の専門家とはいえないのです。

 

まとめ

FP資格を取ること、FP資格の勉強をすることで得られるモノは、一般常識に留まります。

お金の知識という面では多くを期待しないでおきましょう。

本気でお金の知識レベルを上げて、あなたやあなたの周囲の人のお金のコンサルをしようと思うのならFPの勉強なんかよりも会計と経済学を学び、実際の資本主義の仕組みを学べる個別株投資をやってみましょう。これで理論と現実の両輪でお金のことを学べます。

ちなみに、もしあなたがFPという仕事をしたいのなら資格は別に必要ありません。FPという専門領域は元々ないのです。だから、あなたもFPを名乗りたいのなら明日から勝手に名乗れます。(実際、僕自身資格なしでやってましたからね。笑)

FPの実態については以下の記事で書いてますのでどうぞ

参考)

 

 

以上、

FP資格を取ったらお金の知識レベルが上がるのか?という話でした。

個人的には、一般常識は国民皆が知っておくべきだと思うのでFP資格の勉強をすることは否定しません。

ただ、それとお金の知識レベル、金融リテラシー、投資能力は全く別物。これらはFP資格を取るだけでは全然足りないし、そもそもそんなことはFP資格試験を通しても学ばないということを知っておきましょう。

それでは、また

 

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