努力しても結果が出ない人の特徴について

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こんにちは、マネートレーナーの寺島です。

今回は、結果が出ない人の特徴について少し書いていきたいと思います。

頑張っても頑張っても結果が出ないという人がいますよね?

もしかしたらあなた自身もそういう経験をしているかもしれません。もちろん、僕自身も結果が思うように出ないことがあります。

残念ながら、この世界は頑張っても結果が出ないということが結構頻繁に起きる世界であるらしい。

 

しかし、努力や頑張りに意味がないか?というとそんなこともないはず。個人的にもそんな悲しい結論には断固反対したいところ。当然、僕自身も努力や頑張りは何かを成すためには必須だと考えています。

では、この世界における結果が出ない努力や頑張りにはどんな特徴があるのでしょうか?

 

努力の方向性が違う

 

努力の方向が違う

多くの場合、これが当てはまるでしょう。

これはよく言われること。

北に行きたいのに、南に向かう練習ばかりしていては一向に目的地につきませんよね?

しかし、じゃあ努力の方向をどうやって合わせるのか?について言及している人はあまりいないと思います。

 

つまり

北に行きたいけど、今自分がどっちを向いているかが分からない人が多いので、コンパスを手に入れましょう

というのがこの記事のお話。

皆、自分の立ち位置と向かう方角さえ分かればきちんと目的に向かって歩けるはず。

 

定義をしっかりしよう!

 

コンパスを手に入れる

 

その為には、あなたの中で目標を定義する必要があります。

定義が曖昧なままでは方向が定まりません。

このブログを読みにきている人は多分「投資」について興味がある人が多いと思われるので「投資」を例に少し説明しましょう。

あなたは「投資」と聞いてどんなイメージを持っているでしょうか?

僕がこれまで相談を受けてきた経験からは以下のようなパターンが見受けられます。

 

  • 「投資」=ギャンブル
  • 「投資」=定期預金
  • 「投資」=忙しい
  • 「投資」=詐欺(絶対損する)

 

かなり大雑把な人はこんな感じ。

こんなところが「投資」なんて人生でほとんど考えたことがない一般人がイメージする「投資」のイメージになるでしょう。

更に、一段深く実際に「投資」をかじっている人に限定したイメージを列挙すると

 

  • 「投資」=お金儲け
  • 「投資」=プロなら勝てるけど素人が手を出すモノじゃない
  • 「投資」=どこかに必勝法があると思う

 

みたいな感じになります。

さて、これを読んでいるあなたはこれ以上に細かい「投資」の定義を自分の中でしているでしょうか?

正直言いまして、ここまでのようなぼんやりしたイメージ(定義)で投資で成果を出すことは非常に難しいと思います。

 

定義の細かさ=カメラの画素数

更に一段深く

何かしら投資の勉強を自分なりにしており、少し自分なりの見方・方策が出てきた人と話をしていてよく思うことは、「自分のやっていることがよく分かっていないなぁ」ということです。

例えば

 

  • 「積立インデックス投資をしています。しかし、今はトランプのせいで相場が落ち着かないですし近いうちに大きな調整が来ると思うので買わないでおこうと思っています」
  • 「近いうちに暴落するとテレビで言っていました。だから金を買おうと思っています。景気が悪くなったら金の価格って上がるんですよね?金投資で老後資産を作りたいです」
  • 「〜さんの本で投資アドバイスに1%の手数料は高いと書いてありました。そんなぼったくり手数料を払ってロボアドとかあり得ないですよね?私は放ったらかしでひ○み投信買ってますよ」

 

他にも

 

  • 「ファンダメンタル的に安いと思って買いましたが、その後の値動きがさえなくチャートの形が悪くなったので損切りしました。」
  • 「損切りも勉強ですね。こういう投資経験を積んで自分の長期投資を完成させたいと思います。」
  • 「インデックス投資は定期預金みたいなモノですよ。勉強なんかしなくても誰もが簡単・確実に資産形成できるのになんで情弱はやらないんでしょうね?」

 

他にもたくさん 笑(もし興味があればそれぞれどこがおかしいか?考えてみてください)

ここで一つ一つ指摘はしませんが、僕はこれらの発言を聞くと少し突っ込んで聞きたくなります。

「あなたの投資の定義はなんですか?」と

上記の人達はおそらく、「投資」のイメージがぼんやりしています。有ったとしても、多くの場合誰かの受け売りでしょう。自分で定義したわけではない。それは話をしていれば分かります。

 

そうです。

自分の頭で考えていない・・・

それでは、どうしたってボンヤリしたイメージになってしまう。

何かを定義する際は、自分の頭を使ってしっかり考える必要があります。

 

例えば

哺乳類ってなんでしょう?という問いが有った時

「 哺乳類は、四つ足です。」と誰かが言っていたら自分の中の定義もそこでストップしている人が世の中には多いのです。

一方で、哺乳類学者はもっと細かく哺乳類を定義できるはず。そうなるには、哺乳類についてのより詳細な理解が必須となります。

物事を細かく定義できるということは、よりその対象を理解していなければ出来ないことです。

つまり、自分が何について語っているか?をより意識していると言って良いでしょう。

 

他にも例を出しましょうか。

「雨」という言葉は当然あなたも知っているはず。

しかし、雨の中にも色んな雨がありますよね?

「小雨」「霧雨」「土砂降り」「五月雨」「小糠雨」等々

日本語は雨の表現が他言語より豊富と言われています。(一説には400通りとか!)

日本人であれば、「きりさめ」と言われればどんな雨かイメージ出来ますよね?

しかし、日本語を学んだばかりの外国人にとって雨は雨でしょう。定義がないと違いがわからないのです。

これは、昔から日本人が「雨」についてよく考えてきた証拠。

 

定義が細かくできるということは、世界がより鮮明に見えるということを意味します。

物事や現象の僅かな違いが分かる(気付ける)ようになるのです。

 

自分の向かいたい方向も分かる

世界がより鮮明に見えれば本当に自分が向かいたい場所も見えやすくなるでしょう。

そして、自分の今いる場所も。

きちんと自分の目標ややっていることを定義すること。

これがコンパスを手に入れることです。

投資で成果を出したかったら、投資についてよく考えて自分なりの定義を持たなければいけません。

ぼんやりした誰かの受け売りイメージで投資をやって失敗している人は数多います。

以上、是非あなたも成果を出したいことがあるならまずよーく”それ”について考えてみましょう。

よく考えて、自分なりに定義が出来ればあなたはコンパスを手にしています。

あとは、目標に向かって努力し頑張ることで着実に目標には近づくことでしょう。

それでは、また

 

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