アフターコロナで生き残るのはどういう人や会社か?

こんにちは、寺島です。

真っ青な夏空の中、都内上空をブルーインパルスが飛んだ今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

先日、都内でも非常事態宣言解除がなされ段階的に日常に戻っていくようですが、僕はこのコロナ騒ぎの中でも普通に仕事や生活をしており、そんな僕の視点からは最近電車が少し混み出していることを実感しているところです。

さて、今回の記事ですが、ベタに「アフターコロナで元気に生きていく個人や会社はどんな人達か?」というお話をしようと思います。(笑)

 

個人的には、今回の新型コロナ騒ぎを通して、これまで蓋をして見ないようにしていた色々な”臭い物”が世に出てきたように感じてます。

その”臭い物”とは、これまで多くの人が心の中では疑問に思っていたことや非効率だと感じていたアレコレです。

代表的なモノで言えば、テレワーク対応に表れているような学校教育現場や公的機関をはじめとした日本全体の組織のICT遅れ、DX(デジタルトランスフォーメーション)の遅れ(ハンコ文化や書類仕事含む)でしょうか。

 

ICTやDXは、元々日本は遅れていると言われながら、「使いこなせない人がいる。その人は置いてけぼりか!」というゼロリスク意識からの不安の声による足の引っ張り合いや、システムや組織の大規模な変更を伴うことから「そんなことをしてどれだけの効果があるのか?」とリスクリターン意識のなさ、先見性の無さからの疑問を投げかけられていたりしました。

また、別の視点からは情報漏洩や違法な個人情報利用等々を懸念したデータの一括管理への漠然とした不安を唱える声もマスコミを中心に煽られて、遅々としてこの分野は進んでいなかったという面もあります。

 

余談ですが、日本の大きな課題は生産性の低さと言われていますよね。

欧米の会社に比べて長時間労働をしながら生産性が低いというのが典型的日本人サラリーマンの姿です。

 

今回のコロナ騒ぎにより、公的機関や会社は強制的にこの生産性の分野へメスを入れなければいけないと感じたことでしょう。

多くの会社は対応が遅れれば生き残れないと強く思ったと思います。

怪我の功名ではないですが、結果として今回のコロナ騒ぎのおかげで日本全体の生産性が今後改善する可能性が高まったことは朗報と言えるでしょう。

 

実力と準備によってハッキリと明暗が分かれる未来

では、更に深掘っていきましょう。

上記の話を進めるとどういう未来が待っているか?というお話です。

結論から言えば以下の2点を備えている個人や会社がアフターコロナの世界では生き残っていくと僕は考えています。

  1. 危機時にも対応できる適切なお金の管理能力・運用能力を持つ(準備・基盤作り)
  2. どのような状況でも何かに依存せず自力で稼げる(実力)

 

簡単に言えば、お金をきちんと管理できて、いつでもお金を稼げる人や会社ということです。

更に両条件を合わせてワンフレーズで言い換えれば、「いつでもファイナンスできる人」と言っても良いでしょう。

 

 

「準備・基盤作り」という点で言えば、

今回のコロナ騒ぎで資金的にギリギリの生活をしているなぁと思っていた個人や会社が思いっきり炙り出されてきました。

1ヶ月、2ヶ月キャッシュフローが途絶えると、一気に危機に陥る人や会社がここまで多くいたという事実。

毎月の収支がカツカツで金融資産も無く、もっと言えば借金でギリギリなんとか生き延びていた人達。

正直言わせてもらえば、このような人達は遅かれ早かれ同じような状況に陥っていたと思われます。危機時の想定がゼロなので、いざとなれば一撃死してしまうことは必然。今のような状況に一旦なれば、彼らのやれることは政府に泣きつくことと、政府に文句を言うことくらいでしょう。

一方で、個人ではなく会社側でもキャッシュを保有していなかった会社は今大変なことになっています。(そんな中でも飲食店はかわいそうかも・・)

ちょっと前に、「企業の内部留保が多すぎる!」という批判を日本企業は受けていましたが、今回のコロナ危機においては日本企業の手元キャッシュはある種の保険として機能しています。アメリカのように最大限の効率化を追い求め、借金までして債務超過状態になってまで株主還元をしている場合は、今回のような危機時は一発で瀬戸際へ追い立てられますので。(ボーイングなんて代表的ですね。)

一部上場しているような大手日本企業は、今回のコロナ騒ぎを受けても欧米に比べて倒産など最悪の事態に陥る企業数は少ないでしょう。

災害大国である、日本企業のキャッシュ比率が高い財務状態を維持する理由は経験則から取られている企業側の知恵なのかもしれません。

 

 

次に「実力」という視点の話です。

今回のコロナ騒ぎによってテレワークが注目を浴びています。

このテレワーク、今後すぐに定着するか?は僕にもよくわかりませんが、着実にこの流れは続いていくことでしょう。

その結果、これを読んでいるあなたは労働者側に起こる変化としてどのような変化が起こると思いますか?

 

 

 

・・・僕は、テレワークの浸透によって実力のある社員と実力のない社員が明確に炙り出されると思っています。

自分自身で自己管理して結果を出せる人材と、職場でなければダラダラしてしまい成果が出せない人、社内の人間関係でなんとか評価を受けている人等々、日本の企業文化でしか生きていけない人の淘汰が進むことでしょう。

つまり、実力が無いと生き残れない世界になります。

 

日本を代表する企業である「日本電産」の永守さんがいみじくもテレビで仰っていました。

「これまではある種の情が入った横並びの人事評価を行なっていた。しかし、今回のテレワークによって成果を出せる人材と出せない人材が明確になり、今後の会社経営を行なっていく上で大きく人事評価を変えていく必要性を感じている」(記憶を頼りに要約

これは、つまり多くの日本企業が「真の成果主義」に傾倒することを意味します。

個人の実力を正当に評価しようとする会社が増えることでしょう。しかし、一方でこの流れは格差の拡大を意味しています。

稼げる人は天井知らずで稼げるし、稼げない人は全く稼げない。

あなたはどちらに属したいでしょうか?

 

いつでも自由にファイナンス出来る人が幸福に近い

これは僕がいつも言っていることなんですが、いつでも自由にファイナンス出来る人は自由で幸福な人生を送れます。

 

いざとなれば必要なだけお金を引き出せる人が最も自由だと言えます。

そのためには、自分を上手く働かせて(稼ぐ能力)と、お金も上手く働かせる(金融資産運用能力)必要がある。(ちなみに僕の提供しているプログラムはこれを目的に行なっています)

 

どちらも欠けている人は、アフターコロナの世界ではより不安定で日々のストレスも多い人生を送ることになるでしょう。

  • 最低限のマネーリテラシーと金融資産運用能力
  • 自分が充実感を感じる仕事で対価を得る力(天職とも言いますね)

を身につけることを大きな目標としてアフターコロナの世界では行動することをお勧めします。

嫌嫌やらされている仕事なんてもう時代遅れになってきています。働き方含めてアフターコロナの世界で楽しく生きれる人間になっておきましょう。

 

「準備」と「実力」について、現在のあなたの状況はどうでしょうか?

是非、考えてみて下さい。

それではまた

 

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