投資で失敗したくない初心者の為の投資の始め方

こんにちは、マネートレーナーの寺島です。

今回は

「投資を始めようと考えているけど何から始めたら良いか分からない・・」

「投資をするのは怖い」

「投資信託って何?」

と投資を始める手前で考えすぎて行動できない人へ向けて書いていこうと思います。

 

先日、教えてgooで「自分で投資するのは怖いので投資顧問を考えています」という質問を見ました。

私が話をしてきた人の例を見ても少なくない人がこのように「投資は怖いので誰か専門家に任せたい!」と考えています。

 

しかし、投資で失敗したくないのであればこのような他人任せの姿勢は厳禁!絶対に改めて下さい。

前回の「投資初心者が失敗する意外な理由5選」でも言及しましたが、基本的に投資関連のアドバイザーは大手金融機関も含めて

①「金融商品販売の手数料」か②「ノウハウ販売」で収益を上げており、顧客の投資成果に責任を持つことはありえません。

更に言えば、「投資予測情報」などというものはハッキリ言って占いに過ぎないのでそんなものにお金を払う価値はないのです。

しかし、投資初心者の方が怖いと思うことは理解できますし、「何か上手いやり方がないか?」と考える気持ちも分かります。

 

私もはじめはそうでした。

投資を始めた当時、「投資は、情報の上流に居たり、凄い人脈の中からこっそり良い情報を教えてもらえるような人が大儲けするもの」

または

「投資の場では、多くの相場のプロ、機関投資家という知識も情報も資金もたくさん持っている存在が鎬を削っている場であり、いち個人がノコノコ参加しに行って勝てるわけがない。絶対に損して終わってしまう」

という風に考えていました。

 

一般に漏れ伝わってくる情報からの投資の世界はそんなイメージだと思います。

「投資は怖い」「素人が手を出すものじゃない」「プロですら損をするんだ!」という恐ろしげな話が沢山聞こえてきますので・・・

しかし、私が実際に15年以上投資をしてきて思うのは、それらはすべて幻想だったということ。

特定の人だけが知りうる秘密の投資情報などありませんし(そもそも仮にそれがあるとしたらインサイダー情報で違法です)、相場のプロとかいう人や機関投資家達と真正面から戦わないで済む場所もあります。

機関投資家や相場のプロとかいう人が勝負しているところは大変なところなので、あえて個人がそんなところで戦う必要はないのです。

個人は別の有利なところで投資をしましょう。

それも、秘密でも何でもない誰でも参加できる場所で。

 

初心者が負けない投資を始める手順

さて、では投資初心者が大きな失敗をしないで長期的に投資成果を上げ続けられるようになるための投資の始め方をお教えしましょう。ポイントは以下

  1. 自力でやると決める(誰かの勧誘を鵜呑みにするのではなく。少なくとも投資対象を理解する)
  2. 値動きに慣れる
  3. 良書を読む
  4. 少額から一歩を踏み出す
  5. 実践している先導者のフィードバックを得る

です。

では、一つずつ見ていきましょう。

 

1自力でやると決める

まず、心構えのお話。

しかしこれが一番ハードルが高いかもしれません。ここを越えられない人は投資は止めた方がいいでしょう。ほぼ確実に損をさせられます。(損をする。ではなく損をさせられるのです。)

 

冒頭の教えてgooの質問者のように「投資顧問にお願いする」というような考えでは投資はやらない方が無難。

投資は自分が自分の責任でやるものです。

 

自分が理解できていないものにお金を投じることなんて私は怖くて出来ません。

しかし、一般的な投資初心者の方は投資対象への理解がないまま誰かの言葉を鵜呑みにし、目を瞑ってお金を投じています。

例えば、「投資信託」を買っている人が最近は多いですが、その中の何人の人が投資信託の中身を知っているでしょうか?どういう投資対象に投資していて、投資方針はどう考えているのか?運用資産の推移は?基準価格の推移は?どういう状況になったら下がるのか?上がるのか?の基本的な理解等々、投資信託を買うにも中身を見る必要があります。

残念なことに「あなたのリスク許容度ではこのファンドですねー」と証券会社から適当に勧められたものを買っている場合が殆ど・・

そして、多くの人が値下がりした時には意味も分からず恐怖からなりふり構わない損を確定させる売りに走るのです。これは典型的な他人任せマインドで投資をしている人の行動なのですが、その特徴は理屈ではなく感情で行動すること。

投資は感情でやるものではなく、理屈でやるものです。

そのためには自分でやる、投資対象を理解することが必要になります。他人任せ投資をする人はその時々で直面した状況が分からず右往左往するのみ。結果としてなぜ損をしたのか?はいつまで経っても理解できず同じ失敗を繰り返すことになります。

そして、彼らは「投資は怖い!」とか「投資はやめておけ」というテンプレのネガティブワードを世間へ言いふらすのです。全て自分たちの無知と感情的な行動のせいなのに、”投資”それ自体に責任を押し付けます。

 

2 値動きに慣れる

では、自分でやると決めたとしましょう。

次にやることは、「値動きに慣れること」です。

 

一般的に、日本人はこれまでの人生で貯蓄しかしてこなかった人が多いので、元本保証の幻想に取り付かれています。なので、まずこの元本保証マインドを壊さなければ投資など始められません。

余談ですが、一方で日本人は「ギャンブル気質」が強いという意外な事実があります。元本保証の幻想を忘れている状態では、1か100かという思考停止ギャンブルに傾倒しやすいので注意が必要です。

[参考記事]

 

だからこそ、まず始めに元本保証の幻想を壊さなければいけないと私は考えています。元本保証の幻想を忘れているだけでは、単なるギャンブラーになってしまうのが日本人の典型的なタイプです。(詳細は上記の参考記事に譲りますが、宝くじにあれだけ並ぶことがその証拠です)

値動きに慣れる方法は簡単。

まず、定期積み立てのインデックスファンドでも買ってください。

これは私のマネートレーニングの顧客も始めにやることです。

 

数千円くらいからの定期積み立てインデックスファンド投資はリスクが少なく、大きく損しても数千円ほど。この段階では投資で大きく利益を求めるより、「値動きに慣れる」ことが第一なので日々自分が買ったファンドの基準価格をチェックするだけで良い。

そして、日々「上がった!」「下がった!」という感覚に慣れてください。投資に限らず全てのものは相対的に変化するので元本保証なんてものは幻想であることを実感するでしょう。

簡単に説明しておきますと、元本保証の定期預金は全て円ですよね?つまり「円」に一極集中投資をしている状況と変わらないことになります。

そうなると、仮に円安になった場合あなたの定期預金の価値は目減りすることになる。言い換えると「購買力が落ちた」と表現します。

例えば「円安になってガソリン価格が上がった」となれば同じ1万円でも入れられるガソリンの量は減りますよね?つまり、円の価値が下がったので買えるモノの量が減ったのです。

これって元本は「円」として保証しているだけで、購買力の保証にはなっていないことが分かるとおもいます。これ以外にインフレも同じく購買力低下を促し、いろいろなこと考え合わせると「元本保証」は幻想なのです。

話を戻します。

ここで重要なのは、値動きによって感情が変に動かないようになること。時間を長く取れば、上がっても下がるし下がっても上がることが多いので、その瞬間瞬間の価格に意味はありません。

人には感情があるので、上がれば儲かっているので嬉しいし、下がれば損しているので悲しいという当たり前の感情が湧いてきます。

しかし、値動きに慣れていないと過度に感情的になり、先ほど言ったように恐怖から思考停止の行動をしてしまう。これでは、投資で成果を出し続けることは出来ません。

 

3 良書を読む

そして、投資に関する良書を読みましょう。

これに関しては「【投資初心者必読】絶対読んでおくべき投資の本質を学べる良本8選」で基本的な本を挙げました。

[参考記事]

 

私の提供しているマネートレーニングでも毎月課題図書があります。笑

その理由は、投資の概念、基本的な経済のメカニズム、心理、経済学の基本みたいなものは良本から学ぶのが適切だし早いからです。

どの分野でも本質を突いた良い本は、よくまとめられていて学ぶには最適。

そして、ここでのポイントは投資や資産運用の共通言語を学ぶことです。

 

PER、PBR、EVITDA、営業利益率、利回り、B/S、P/L、効率的市場仮説、世界分散投資、インデックス、グロース、バリュー、アクティブ、パッシブ、等々沢山の投資において使われる業界語のようなものがあります。

これらの意味や概念はすぐに理解できるようにならなければいけません。なぜなら、投資をする人たちは皆普通に使っている言葉だからです。投資を理解するには共通言語を知らなければいけない。

先ほど何気なく使いましたが、「インデックスファンド」と聞いてすぐにどんなものかイメージできないとそこで頭は働かなくなってしまいますよね?

英語の文章を読む時に一つの文に5つ以上意味が分からない単語があったら文章全体の意味もほぼ理解不能になりますよね?あれと同じ。

投資を理解するための基本概念、言葉を自分にインストールするのです。

なんか一見難しそうで大変そうですが、そんなに苦労せずに覚えられると思います。基本的な語句や概念は投資をしていれば何度も出てきますし、一つ一つの意味は大して難しくありません。

また私のオススメ図書は発信していきますのでチェックしてみてください。

 

4 少額から一歩を踏み出す

次は、いよいよ実践編。

2でやった定期積み立てインデックスファンドは、ほぼ自動化されており、何も考えなくて出来る投資法です。

正直な話、難しいことをしなくても年間利回り3〜5%ほどであれば世界インデックスファンドをコツコツ積み立てれば達成可能だと思います。(ただし、その投資法を確実に実行していく上での心構えと知識は同じくらい大事。結局、投資で損をする一番の原因はその投資をする人間にあるので、どんなに簡単な投資法でも感情的に動く人間では投資による成果は見込めません。)

 

この段階では、自分で個別株を少額(数千円〜数万円ほどで買えるはず)で買ってもらいます。

投資は、小さく早く始めるのが鉄則。

「小さく」の意味は、少額から始めれば例え失敗しても損は数千円で済みます。その失敗はのちの大きな利益の糧になるでしょう。

「早く」の意味は、出来る限り若いうちに投資を始めることです。

投資は複利で増えていきます。時間が味方するのが投資です。(複利に関してはこちらの記事参照)そして、若いうちなら労働収入もあるのでよりリスクをとって投資が出来るので、きちんと手順を踏んでまともな投資をすれば破産なんてありえませんし、将来大きな資産を築ける可能性が高いでしょう。

 

逆に最悪なのは、「大きく」「遅く」投資を始めることです。

ここでは多くを語りませんが退職金で初めて投資を始めるなんて私には正気の沙汰とは思えません。

いずれにせよ、この段階では小さく投資経験を積みましょう。

個別株を買う理由は、株の値動きのメカニズムをより詳細に知るためです。いち企業の株は、長期的には利益に沿って動きますので、要は「その企業が儲かるか?」ということを自分でよく考えて買ってみて、その後の動きで検証するのです。

特に難しいことを私は言いたわけではなく、始めは身の回りの商品やサービスに注目するだけです。

例えば、ユニクロとかが大きく業績を伸ばし始めた時は一般人もユニクロの店舗が増えたことが実感できたはずです。その時に株価ってどうなってるのかな?と考えるだけ。そして、この後どうなっていくのかな?と自分なりに仮説を立てて考える。それが個別株投資に繋がります

 

こう考えると、株を買うだけで日々いろいろなものに注目するようになるでしょう。

儲ける為だけではなく、世の中をよりよく理解するためにも投資はとても有益です。

これを続けていると自然に「株とは何なのか?」が理解できてくると思いますし、良書の内容もよりよく理解できてくるはず。

私はいつも投資初心者の方に言うのですが、投資は人生を豊かにし、より世の中が見えるようになるメガネを手に入れられます。投資をする目的はお金のためだけじゃありません。

 

4 実践している先導者のフィードバックを得る

どの分野でも適切な先導者がいると、横道に逸れずまっすぐ進めるようになります。

私の場合は、ウォーレン・バフェットやジェレミー・シーゲル、ピーター・リンチなどのレジェンド投資家の言葉を本などから知識やフィードバックを得て、一つ一つ自分のやろうとしていることを検証することでその代りとしていましたが、身近に自分の理想としている投資を実践している人がいるのであれば、その人からアドバイスを得ることはとても有益です。

やはり、学校の授業のように一から順番に知識を積み上げて独学するよりも既に全体像を知っている人からポイントを押さえたアドバイス、全体のどの位置に関する知識なのか?を知っていて学ぶのでは効率が違います。

 

例えば、山登りでその山の大きさや難易度、天候など何の情報もなくただ一歩一歩まっすぐ進めと言われて盲目的に従う場合と、全体の山の特徴を知っていて、休憩ポイントなども分かっている、更にドローンなどで自分の現在地が視覚的に分かる場合では、その山の攻略難易度が全然違いますよね?

後日、振り返った時にも全体像が掴めているでしょうし、自分が人に教える場合もポイントを押さえたアドバイスが出来ると思います。

学校の授業で私が印象に残っているのは、世界史の授業でした。日本の歴史と世界の歴史の繋がりがイメージ出来ないテキスト、歴史の流れ、ストーリーが全くイメージできない学び方だったので、自分が今歴史のどの時点を学んでいるのか?が全く分かっていませんでした。

結局、この学び方は知識が定着しませんし、ただの暗記になってしまい面白くないので長続きしません。

 

対して、適切な先導者は全体像を知っていて、ポイントを要約しストーリーとして目的地までのステップを示してくれるので圧倒的な効率で学習を進めることが出来るでしょう。

周りに自分で投資を実践している人がいるのなら、その人の話を聞きアドバイスを受けることをオススメします。(※ ポイントは自分で実践して結果を出している人から学ぶことです。実践していない、結果を出し続けていない単なる情報屋、アドバイザーを名乗る人から学ぶことはありません

私のマネートレーニングでも、この点は特に力を入れていて、適宜フォローし顧客がきちんと目的に向かっているか?遠回りしていないか?変な情報や人に騙されていないか?をチェックしています。

 


以上、

「投資で失敗したくない初心者の為の投資の始め方」についてでした。

本当に投資初心者は、罠にハマりやすいので注意してください。

この記事で紹介した手順でやれば間違いありません。

 

 

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